どこよりも遠い場所にいる君へ

時間を越えての出会いがある話。
終盤の話が全部繋がった時の感動と驚きがたまらない。
少し醜い話もあるけど、登場人物は基本良い人ばかり。特に大人の仁科先生と高津椿(柄は悪いが)は理想の大人。
和希の家族も読み終わる頃には愛があるんだなと。
色々なものを抱えた少年少女が悩んでぶつかって成長してく姿はとても良い。おすすめの1冊です。

ちなみに同じ世界で一部の登場人物が出てくる、また君と出会う未来のために、は続編の話でこっちも面白いです。それはまた別の機会に書きたいと思います。